Cherrypink2022

 2022年4月29日の札幌円山公園。コロナ禍対策のため、ジンギスカンパーティは行われていない。まあ、おかげで撮影をしやすかった。
 ジンギスカン、食べたい。松尾ジンギスカンのマトンを食べたいね。

 円山公園の桜は、エゾヤマザクラが主流であり、札幌市内でソメイヨシノが咲く場所は少ない。ちなみに私は当日、あえて北海道神宮の境内には行かなかった。色々な意味で面倒くさいからね。桜の撮影だけなら、円山公園だけで十分だ。

 円山動物園に行かなかったのは、体力的にしんどかったからである。ちょっと歩くだけでも、若い頃からは考えられないくらいに疲れるのだ。私は子供の頃から体力に恵まれなかったが、今となってはお盆のお寺参りに行く気はない。

 やはり、亡くなった人たちよりも、生きている自分自身が一番大事だからね。

 花と葉っぱが同時に成り立つのが、エゾヤマザクラの特徴。淡いピンクが美しい。可憐なソメイヨシノと比べると、まさしく「ワイルドビューティー」と呼ぶにふさわしい。私はソメイヨシノよりもエゾヤマザクラの方が好きなのだ。

 まあ、見慣れている分、馴染みがあるというだけなのかもしれないが。

 つぼみに毛が生えた程度の咲き方。実にかわいらしい。前述の通り、現在の札幌円山公園ではジンギスカンパーティを行うのが認められないが、コロナ禍が完全になくなったら、再開するのだろうか?

 そういえば、私は昔、テレビで円山公園の花見客が木の枝にホットケーキ生地を塗っては焼き、塗っては焼きと、実に野性的なバウムクーヘンを作っているのを見た事がある。正直言って、あまり食べたくない(笑)。さらにそれで思い出したのが、某ミュージシャンの大学時代の知り合いがどこかからマンホールの蓋を勝手に持ち出して、それをジンギスカン鍋の代わりにしていた…なんて話も聞いた事がある。

 皆様、マンホールの蓋を勝手に持ち出してはいけません。

 淡い桜色の洪水。まさしく春の色だ。

 何となく細工めいている。ディップアートの造花のように見える。かんざしの飾りにちょうど良さそうだな(私自身の髪型は基本的にショートヘアなので、かんざしを使う機会はないが)。ディップアートという手法には興味があるが、不器用な私には難しそうだ。

 やはり、ネット通販などでディップアートフラワーを買った方が良さそうだ。ドール写真撮影用の小道具として、色々とほしいのね。それも特に、桜の花。ディップアートにこだわらないならば、近所の100円ショップで色々と造花は買える。段ボール箱で簡易的ドールハウスというか撮影セットを作るならば、飾り付けとしてちょうど良い。

 透き通るような色合い。当日の天気は快晴とまではいかない空模様だったので、写真の空の色は薄い。

 当記事の写真の中では一番お気に入りの構図。色々と映える。

 少女漫画の絵のように繊細。

 今年の桜は良い桜。多分、来年も。心身共にある程度「動ける」限りは、私はこれからも桜の花の写真を撮り続けるだろう。

【河口恭吾 - 桜】